第60回全日本カッター競技大会試合結果
日時:2016年6月4日(土)
海域:静岡県立三ヶ日青年の家 前面海域 ※トグルスタート
主管校:神戸大学
主菅校:東海大学
参加校
(一般の部)
海上保安大学校
鹿児島大学
神戸大学
水産大学校
東海大学
東京海洋大学 海洋科学部
東京海洋大学 海洋工学部
日本大学
長崎大学
防衛大学校
京都府立海洋高等学校
焼津水産高等学校
クルー
艇指揮 | 青木 大輔 | 艇長 | 石岡 勇剛 |
左舷 | 右舷 | ||
2 | 鈴木 彬斗 | 1 | 佐藤 諒 |
4 | 歌丸 彩斗 | 3 | 小林 稔彦 |
6 | 尾形 航 | 5 | 松本 浩杜 |
8 | 桑名 佳希 | 7 | 山田 真史 |
10 | 福井 響 | 9 | 土橋 陽一朗 |
12 | 早川 晋平 | 11 | 小浪 拓 |
レース結果
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
東京海洋大学 海洋工学部 | 12:37 | 敗者復活戦へ | ||
鹿児島大学 | 12:15 | 決勝進出 | ||
防衛大学 | 12:27 | 敗者復活戦へ | ||
京都府立海洋高等学校 | 13:02 | |||
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
日本大学 | 13:53 | |||
静岡県立焼津水産高等学校 | ||||
東海大学 | 13:29 | 敗者復活戦へ | ||
長崎大学 | 12:53 | 決勝進出 | ||
コース | 学校名< | 着順 | タイム | 備考 |
水産大学 | 13:58 | |||
神戸大学 | ||||
東京海洋大学 海洋科学部 | 12:26 | 敗者復活戦へ | ||
海上保安大学 | 12:17 | 決勝進出へ | ||
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
東海大学 | 13:45 | |||
防衛大学 | ||||
東京海洋大学 海洋工学部 | 12:41 | |||
東京海洋大学 海洋科学部 | 12:24 | 決勝進出 | ||
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
東京海洋大学 海洋科学部 | 12:24 | 第三位 | ||
海上保安大学 | 12:07 | 優勝 | ||
鹿児島大学 | 12:19 | 準優勝 | ||
長崎大学 | 第四位 | |||
大会概説
今年の全日本大会の会場は前回の東日本大会と同じく、静岡県浜名湖三ケ日にて行われました。
スタート方式も前回と同じくトグルスタートでしたが、試合当日は風、波ともに穏やかで、各チームとも特にミスなくスタートすることができました。
しかし、スタートブイ、回頭ブイともに浅瀬に近く、予選第2レースで船底を水底に擦ったチームがありました。そのため、予選第3レースの前にブイの移動が行われ、それ以降のレースは1時間ずつ遅く開始されることになりました。
トラブルはありましたが、僕たちが出場した予選第3レースは問題なくスタートしました。
前半は海上保安大学と並走していましたが、回頭ブイが近くなってきたあたりからこ海上保安大学にリードを許し、回頭も上手くきまらずに差を縮めることができず、さらに艇差をつけられて敗北してしまいました。
海上保安大学に敗北し、意気消沈したまま入港、上陸した僕たちでしたが休む間もなく敗者復活レースの参加チームの点呼が始まり、再び出港しました。
敗者復活戦に参加したチームは海洋科学部と海洋工学部、防衛大学、東海大学であり偶然にも前回の東日本大会決勝レースと同じ組み合わせでした。
僕たちにとって敗者復活戦は決勝進出の他に前東日本大会で敗北した防衛大学と東海大学に対しての雪辱戦ともなりました。
敗者復活戦がスタートし、はじめは海洋科学部、海洋工学部、防衛大学が並走していたのですが、防衛大学がじ徐々にリードしていきました。
しかし、回頭で防衛大学を追い越し、防衛大学に勝っていることで僕たちの士気は最高にまで昂ぶり、さらに艇差をつけて敗者復活戦を1位で通過し、決勝へと進出しました。
僕たちは高まった士気を維持したまま決勝戦へと突入しました。
決勝レースがスタートし、前半は海洋科学部、鹿児島大学、海上保安大学が並走しており、ほぼ同時に回頭にはいりました。
しかし、ここで鹿児島大学、海上保安大学に離されてしまい、後半はこの2チームを追いかけるかたちになりました。
終盤になり、2位の鹿児島大学とは徐々に差を縮めていきましたが追い抜くことはできず、海上保安大学とは17秒差、鹿児島大学とは5秒差で3位という結果で全日本大会を終えました。
艇指揮総括
青木 大輔
はじめに、遠方より応援にお越しいただきましたOB,OGの皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今大会、自らの実力不足を実感させられました。
試合本番においてもそれが出てしまったと思います。
それに対し、12人のクルーは実力以上のものを発揮してくれたと感じます。
上級生の引退により次の東日本で漕ぐクルーが大きく変動するため、残ったメンバーの実力をどれだけ伸ばすことが出来るかが優勝へのカギだと考えています。
また、その役目を担うのは艇指揮だと思っています。
その責任に応えられるよう次の艇指揮に励んでもらいたいです。
これからも科学部カッター部の活動に応援よろしくお願いいたします。
艇長総括
艇長:石岡 勇剛
まずは、今大会会場まで足を運んでくださった皆様、ならびに日頃から応援してくださってる皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。
ありがとうございました。
敗者復活戦で勝利したとき、ここまでやってきたことを本当に出し切ることができたと感じました。
しかし、決勝では海上保安大学・鹿児島大学に力負けしてしまいました。
まだまだ目指すべきものが先であると痛感致しました。
クルーは部員が少なく部の運営が厳しい中、最後までよく耐えてきてくれたと思います。
また、優勝を目指す意志も確かに感じ取れていました。
次回の大会では、そんな彼らの努力が今度こそ優勝という形に現れることを強く願っております。
最後となりますが、今後ともわれわれカッター部をどうぞよろしくお願い致します。
ありがとうございました。