第57回東日本カッター競技大会試合結果
日時:2017年11月18日(土)
海域:横須賀市伊勢町 前面海域 走水 ※曳航発進スタート
主管校:防衛大学校
参加校
(一般の部)
東海大学
東京海洋大学 品川水産
東京海洋大学 海洋工学部
日本大学
防衛大学校
国立大島海洋国際高等学校
クルー
艇指揮 | 松本 浩杜 | 艇長 | 橋口 怜央人 |
左舷 | 右舷 | ||
2 | 久利 恭平 | 1 | 竹内 理 |
4 | 津島 智紀 | 3 | 神山 洋匡 |
6 | 田附 佳樹 | 5 | 村松 拓実 |
8 | 福井 響 | 7 | 柴田 翔平 |
10 | 東 健太郎 | 9 | 関根 輝一郎 |
12 | 早川 晋平 | 11 | 西尾 侑汰郎 |
レース結果
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
防衛大学校 | 12'29"85 | 決勝進出 | ||
東京海洋大学 品川水産 | 14'34"84 | 敗退 | ||
大島海洋国際高校 | 13'58"84 | 失格により敗退 | ||
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
日本大学 | 14'20"34 | 敗退 | ||
海洋工学部 | 決勝進出 | |||
東海大学 | 13'19"74 | 決勝進出 | ||
コース | 学校名 | 着順 | タイム | 備考 |
海洋工学部 | 12'44" | 優勝 | ||
防衛大学校 | 12'46" | |||
東海大学 | 14'14" | |||
大会概説
今年の東日本大会は走水沖での開催となりました。
この海域では2014年の東日本大会で優勝、2015年の全日本大会で準優勝と先輩方が結果を残されてきた海域であり、ピッチ漕法をいかに完成することができるかが勝負の分かれ目だと考えていました。
大会当日は天候には恵まれず、小雨が降り寒い状況でした。しかし、走水海域にしては珍しく波風がほとんどありませんでした。
今大会は曳航発進スタートという防衛大学校が校内カッター競技会で用いるスタート法が採用され、私たちの経験したことのないスタートでした。
係留所でカッター同士を曳航船へ係留し、そのままスタート地点まで曳航、スタートと同時に曳航策を離しスタートするという方式です。
曳航策の切り離しは危険な作業であり、またスタートの公平性を保つために防衛大学校の部員が1名搭乗しました。
このスタートを練習する機会は公開練中に一度ありましたが、スタートのタイミングや左舷で90度回頭してからのスタートなど練習しきれなかった部分が多く、またオールの試し漕ぎやアップができないことから体が冷え、試合本番に全力を出し切れなかったように思います。
敗者復活戦は危なげなく突破し、工学部と共に決勝へとすすみました。
決勝は回頭まで防衛大学と東海大学を追いかけるかたちですすんでゆきました。
回頭によって東海大学はぬかしましたが、すぐに追いつかれてしまい、回頭後は防衛大学に一歩遅れて東海大学と終始並走し防衛大学に9秒、東海大学にコンマ3秒差で敗北、3位という結果に終わりました。
艇指揮総括
艇指揮:松本 浩杜
はじめに、遠方より応援にお越しいただきましたOB,OGの皆様にお礼申し上げます。
ありがとうございました。
今大会、自らの実力不足を実感させられました。
試合本番においてもそれが出てしまったと思います。
それに対し、12人のクルーは実力以上のものを発揮してくれたと感じます。
次の全日本で漕ぐクルーが大きく変動できるほど部員は多くないので、今のメンバーの実力をどれだけ伸ばすことが出来るかが優勝へのカギだと考えています。
また、その責任を負っているのは艇指揮だと自負しています。
その責任に応えられるよう今後とも励んでいきます。
これからも科学部カッター部の活動に応援よろしくお願いいたします。
艇長総括
艇長:橋口 怜央人
日頃から科学部カッター部を応援してくださっているOB・OGの皆さま、この場を借りて御礼申し上げます。
ありがとうございます。
予選レースでは僕のミスで失格となってしまいました。
クルーには負担を与え、応援に駆け付けてくださった先輩方を不安にさせてしまい本当に申し訳ございませんでした。
決勝ではそれによる疲れもあり、防衛大学、東海大学とのあと少しの差を埋めることができませんでした。
今大会のレースでは敗戦から学ぶことも多く改善点もまだまだあるので、それら一つ一つを乗り越えることでより強いチームへと変わっていいきたいと思っております。
最後に改めて今回応援してくださった皆さま、本当にありがとうございました。
今後とも科学部カッター部をよろしくお願いいたします。